よく人から「元気だ」とか「テンションが高い」などと言われますが、要するに沈着・冷静かつ先が読める(すなわち有能な)弁護士ではないという意味では当たっています。でも、こんな私にだって悩みやストレスの一つや二つはあります。まだ駆け出しなので弁護士の仕事が本当は一番の悩み、ストレスの元なのですが、仕事以外で最大のストレスの元は何と言っても持病の「糖尿病」です。
小さいころから食べることに執着してきました。食べるといっても私の場合はいわゆる高級グルメが好きなわけではありません。とにかく、好きなものを腹いっぱい食べればよいのです。それが私のこれまでの生活スタイルでした。ところが、母の体質をもろに受け継ぎ6年ほど前から正式に「糖尿病」患者の仲間入りをすることになってしまいました。その治療法の一つである「食事(カロリー)制限」が私には大きなストレスの元なのです。
一日1600カロリーという食事制限があるのですが、例えば昼食として店で食べるトンカツ定食などは1000カロリーぐらいはあります。だから、厳格に制限を守ろうとすると昼間外食すれば朝、夕はかなり食べる量を減らさなければなりません。でも、制限されるとよけい食べたくなるのです。つい欲望に負けて外食してしまいます。それでいて朝、夕も普通以上に食べます。最近では誰にもばれないだろうと接見の際に日野駅や東村山駅等で「鯛焼き」を一つ買っては歩きながら食べるのが私の浅ましくも密かな楽しみになってしまいました。そんなことで血糖の状態は一向によくなりません。悪化の一途です。業を煮やした医者に子どもより始末が悪いなどと面と向かって嫌みを言われたり説教されたりしてショックを受け、反省して一時は頑張って節制したりもします。でも、なぜかすぐ立ち直り(?)、食事制限のことなど無視し食べてしますのです。
それでも頭の片隅に食事制限のプレッシャーはあるのでかみさんがやけに上機嫌で「これからは粗食にしないといけないよね。」などと言うのを聞くと、この人はもしかして私が糖尿病であることをよいことに食費を節約し、節約した分で自分の物を買うなど何かよからぬことを企んでいるのではないだろうかと疑心暗鬼になったりする今日この頃のストレスいっぱいの私なのです。