法教育プログラム

少年事件を学ぶ授業

マスメディアの「少年事件」の報道は、事件の凶悪性ばかり強調される傾向にあります。犯罪は被害者の人権を侵害するものですが、他方で事件を起こす少年の背景にも虐待や経済的困窮、交友関係の不良など、様々な人権にかかわる問題が潜んでいます。家庭裁判所の少年審判は、少年の更生と健全育成を目指し、弁護士は「付添人」として少年の立ち直りをサポートしますが、実際の少年審判の手続や処遇、弁護士の役割などはあまり知られていません。

この授業では、少年事件の経験豊富な弁護士が、少年非行の背景や更生に向けた取組みなどを説明します。子どもたちが少年犯罪に関する正しい知識を身につけることで、少年非行の予防に役立ててもらいます。

授業形態

弁護士による解説
1~2コマ ※1コマあたり45分~50分程度
クラス授業・全体授業どちらも可です。ご相談ください。

授業構成(一例)

  • 少年事件とは-少年法や子どもの人権の解説-
  • 少年事件はどう進むか-手続の流れの解説-
  • 付添人弁護士ってなに? -少年事件における弁護士の役割-
  • 講師の具体的経験に基づいたケース紹介など

対象

中学生~高校生

お申込みの方法

年間を通じてお申込みを受け付けています。(授業実施日の2ヵ月前までにお申込みください。)
下記の申込書にご記入のうえ、FAXにてお申込みください。後ほど、担当者からご連絡いたします。

FAX送信先

042-548-3808

法教育プログラムについてのお問合せ先

042-548-3800

受付時間10:00~17:00 土日祝日除く