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弁護士への依頼の仕方

Q&A

弁護士を探す方法を教えて下さい。

一般的には知人による紹介や、電話帳、インターネットによる検索が考えられます。日弁連等のホームページ上も弁護士情報の検索が可能です。
各弁護士会では法律相談センターを運営しています。弁護士に心当たりがなく、ご心配な方は、まずは最寄りの法律相談センターをご活用ください。なお、東京三弁護士会が運営する多摩地区の法律相談センターは、八王子、立川、町田にあります。

弁護士に相談するにはどうしたらいいですか。

ご希望の日時に相談できるかどうかを確認し、事前に予約してください。当日ですと相談が出来ないこともありますので、早めの予約が好ましいです。予約については、電話受付による法律事務所が多いですが、インターネット上で予約可能な法律事務所もあります。
弁護士会の法律相談センターの場合、電話とインターネットで予約を受け付けています。一般的な流れとしては、電話を受けた職員がお名前、連絡先、簡単な相談分類をお聞きし、予約をお取りします。ご希望の相談分類によっては、専門相談をご紹介しています。東京三弁護士会が運営する多摩地区の法律相談センターでは、クレジット・サラ金相談、労働問題相談、ドメスティック・バイオレンス相談、消費者問題相談、高齢者障害者専門相談、子どもの悩みごと相談、震災にまつわる相談、犯罪被害者支援相談等の各種専門相談を設けていますので、専門相談をご希望の方は、職員にその旨お伝え下さい。

相談するにあたり準備することはありますか。

相談は限られた時間で行いますので、予め相談したい事案の概要や内容を整理してご相談頂けると相談時間を有効活用して頂けます。
また、相談に関連する契約書や通知書、訴訟関係資料等がありましたら、ご持参ください。資料を確認してもらうことで、より適確なアドバイスを受けることができます。

弁護士に依頼する場合、どのような費用がかかりますか。

一般的には、着手金、報酬金、実費がかかります。
着手金は、弁護士が事件に着手する段階で必要となる費用です。いわば事件処理のための手数料ですから、希望した結果が得られたか否かに関わらず発生します。
一方、報酬金は、事件が終結した段階で一定の成果が得られた場合に発生する費用です。着手金や報酬金はそれぞれ経済的利益に応じて決められることになります。
その他、郵便切手代や印紙代、交通費、コピー代等の事件処理をするための実費がかかります。
以上が、一般的な費用の説明ですが、法律事務所や事案によっては、手数料のみとしたり、時間単価によるタイムチャージで費用の取り決めをすることもあります。いずれにせよ、支払総額や支払方法については、弁護士に見積金額を出してもらい、納得したうえで、依頼してください。
なお、弁護士会の法律相談センターでは、依頼案件の費用が適正な金額か否かを審査していますので、安心してご利用頂けます。

とにかく弁護士に依頼したいのですが、どうしたらいいですか。

依頼したいという気持ちは抑えて、まずは、ご相談ください。相談は短時間ですが、事件処理には通常、一定の時間がかかります。相性も含め、信頼し、依頼に値する弁護士かどうか、よく見極めてください。また、相談するなかで、依頼したい事案の内容を弁護士によく把握してもらい、弁護士から事案の見通しや費用について、説明を十分に受けて下さい。事案が複雑な場合など必ずしも一回で相談が終わらないケースもあります。その場合は、継続相談という方法もありますので、依頼するか否かは慎重にご判断ください。弁護士の説明を理解・納得し、この弁護士であれば自身の事件を委ねてもいいと思えた段階で、弁護士に依頼の意思を伝えましょう。担当弁護士との間で契約書や委任状等を交わし、依頼成立です。