支部長挨拶
東京弁護士会多摩支部 支部長 高 木 敦 子
立川移転以来、裁判員裁判、司法修習、労働審判の開始など裁判所立川支部は、いよいよ本庁に匹敵する役割を担い、弁護士会多摩支部も本会並の責任を負わなければならなくなっています。
犯罪被害者支援委員会、消費者問題対策委員会、労働法制に関するPTの設置、多摩支部会館での東・二弁のあっせん・仲裁手続きの開催など、支部活動は飛躍的に広がっていますし、驚くことに支部登録会員数は1000人を超えたということです。しかし、常に指摘されることですが、支部活動に参加する支部会員は思うように伸びていないのが実情です。多摩地域に事務所を置きながら、弁護士会活動は本会という弁護士が大勢います。この方達の参加や、中堅・若手弁護士に主体的に支部活動に参加してもらう工夫(支部組織の見直しも含め)が必要ではないでしょうか。
そして、弁護士会多摩支部の大きな課題は、大上段の議論だけではなく、中堅・若手を中心にして地に足の着いた検討を進めていかなければ実現しないのではないかと思っています。
1年間よろしくお願いいたします。
第一東京弁護士会多摩支部 支部長 降 籏 俊 秀
前年度は、第一東京弁護士会多摩支部担当副会長の立場にありましたが、宛職ということで、新年度からは多摩支部長ということになりました。
昨年は、裁判所・検察庁とともに立川市に移転という最大の作業があり、皆様には大変なご苦労をされたことと存じます。多摩支部への関与は移転完了後でしたので、引越作業こそ経験しませんでしたが、その後しっかりと多摩支部業務の大変さを味わうことになりました。多摩支部業務が複雑である理由は、東京三会がそれぞれ独自の事情を抱えながら、他会とも、また、多摩の皆さんとも協調して多摩支部を運営していかなければならないという点にあります。
私は、多摩地区により良い法的サービスを提供したいという多摩の皆さん方の熱意と努力を高く評価しておりますが、一方で予算的・人的制約とどのように調和させるかが頭の痛い問題です。ことに新年度、第一東京弁護士会では経費の大幅削減を打ち出しておりますので、この点は避けて通ることが出来ないと思います。
しかしながら、いろいろ議論した結果、必要とされることは万難を排してもやらなければならないと思っています。また、立川支部本庁化など、弁護士会だけでは実現しないことも多いと思いますが、少しでも進展するよう努力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
第二東京弁護士会多摩支部 支部長 井 上 寛
立川で2年目の支部運営を迎えます。昨年は全国初の支部修習を実現し、今年度も昨年の修習に引き、次の修習生を迎えることとなります。また、仲裁制度や労働審判も開始され、支部での運営の実績が問われるところです。今年度は、二弁が担当会ということで、弁護士会の活動の潤滑油としての役割をしっかり果たしたいと考えています。
裁判所支部の本庁化に関しては、多くの会員の意見を聞くことはもちろんですが、抽象的な議論ではなかなか先に進まないものとなってしまいます。そこで、具体的な議論ができるように各弁護士会の予算の実情や会員の会費の金額等、議論が進められる情報を収集し、各会員間の意見を集約していきたいと思っています。
また、多摩地区には、中小企業がたくさんあり、また多くの人々が暮らしており、たくさんの学校があり、その意味で弁護士が活躍する場はたくさんあると考えています。そのような活躍の場を設けるべく、新しい視点に立った委員会を立ち上げたいと希望しています。
八王子の弁護士会館の存続を含め、今年度も弁護士会として検討しなければならない問題は山積みですが、一歩一歩しっかりとした足取りで頑張っていこうと考えますので、ご協力のほど宜しくお願いいたします。